2008年05月02日

石鎚山 登山


GW前半、愛媛県の石鎚山に登ってきました。

日本7霊山のひとつ
西日本最高峰
山岳信仰(修験道)の山

などなど石鎚山にはいろんな肩書き?があります。

西日本最高峰とはいっても1982m、日本アルプスに比べると大したこと無いのですが、この山の愛好家は全国に広がっていると聞きます。
特に10月頃、山頂の天狗岳の岩盤を真っ赤に染める紅葉は素晴らしいそうです。

実は、子供の頃、山岳写真家の叔父に連れられて登山を試み、台風による荒天で中止したことがあります。夜中にテントが吹き飛ばされたので、強烈に記憶に残っています。
それ以降、結局登らず仕舞いだったのですが、何となくやり残した感があり、今回、里帰りの機会を使って登ってみることにしました。

登山ルートは幾つかありますが、今回は最も一般的な土小屋からのルートを取ることにしました。


出発地点の土小屋近く。ここまではクルマで行けます。


登山道は整備されていて、歩き易いです。(途中までは・・)
写真の登山者は、僕の母親。70過ぎてなお健脚。
途中、素晴らしい自然や景色を満喫しながら快適に歩みを進めます。


今年は雪が多かったそうで、登山道のあちこちに雪渓が残っています。
雪渓ですから、足を滑らせると奈落の底まで滑り落ちる・・かも。


途中休憩しながら約1時間半くらいで、有名な「2の鎖」に到着。
写真では見づらいのですが、白装束を着た行者の人が岸壁を登っています。
石鎚には、3つの鎖場があります。
1と2の鎖は誰でも登れるけど、3の鎖は高所恐怖症の人は止めた方がいい、と聞いてました。
僕には2の鎖でも断崖絶壁で十分コワいです。
誰にでも登れる、は言い過ぎでは・・


何とか登りきりましたが、オーバーハング気味のところもあったりして、十二分にスリルを味わいました。
この鎖場を回避するための迂回路もあり、そちらを行けば怖い思いをしなくて済みます。
比較的最近整備されるまで、迂回路は崖に丸太1本の状態で危険で、鎖場の方がよっぽどマシだったとか。(迂回路のイミ無し)
石鎚山に魅せられたある著名な小説家が、私費を投じて迂回路を整備したと聞いています。

高所恐怖症を自覚している僕は3の鎖はパスして、迂回路で山頂近くの弥山(みせん)という広場を目指します。
土小屋から約2時間半、ほぼガイドブック通りの時間で弥山に着きました。
石鎚の山頂(1982m)は、弥山から岩場をしばらく歩いた先にある天狗岳です。


弥山から天狗岳を望む。
この写真だけ見ると、里山みたいですが、もうちょっと引いて見ると・・


 ↑こんな感じなので、風ビュービューの岩尾根を歩くのは結構怖いです。しかし、ここを歩かないと山頂にはたどりつけません。
弥山で引き返す人も沢山いるようです。


弥山から天狗岳の尾根道まで、こんな岩場を鎖を使って降ります。
写ってないですが、足元は断崖絶壁です。
何人も落ちて亡くなったと聞いてます・・

天狗岳の山頂まで、岩場を回避する細い道がついてますが、山頂付近はイヤでも岩場をよじ登らなければなりません。
この日は風が強くて、スリル満点。


ヘッピリ腰でようやく山頂にたどり着きました。


山頂からの風景。
いやー 来て良かった!

下りは1.5時間くらいで出発地点の土小屋に着きました。
途中、雪渓を横切るのがこわごわでしたが、充実した1日でした。
大満足。

以下、オマケ。


帰りに立ち寄った白猪谷(しらい)の渓谷。
フライフィッシャー誌にも登場したことのある、吉野川の源流。
一度来てみたかったところですが、聞きしに勝る素晴らしい渓流でした。


瓶ヶ森林道にある吉野川源流の碑。





posted by えふ at 00:00 | Comment(12) | TrackBack(0) | たびのできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!
風の強い痩せた尾根歩きは怖いですよね。。。
丹沢で何度か肝を冷やしたことがあります。。。。
なかなか風情のある山のようですね!
こんな感じの山好きです〜(^^♪
Posted by nen at 2008年05月02日 18:38
あれ?高いとこ大丈夫なんですね(笑)
で、その源流部での釣りは?
Posted by ヨッシー at 2008年05月02日 21:26
いやいや、一昨年の夏を思い出しました。
天狗岳まで行けるのなら、三の鎖はどうってことないでしょ?
GWに行けば、雪の多い年ならば雪渓が見れるのですね。
どうも四国に雪が降るというのが信じがたいのですが、久万にはスキー場があるものね。
でも、天候も崩れず、頂上からの風景は疲れを少し取ってくれたと想像します。

白猪谷(しらい)渓谷は、白猪の滝の上流になるのですかね?
川内から滑川に入る手前、面河に行く道あたりを入って、滝まで行ったことがあります。
Posted by Loop at 2008年05月02日 21:35
nenさん、どもども。
尾根はかなり怖かったですよ。
周りの登山者たちもヒーヒー言ってました。
その分、頂上に立った(座った・・)ときは達成感がありました。
Posted by えふ at 2008年05月02日 22:46
ヨッシー、そうです。
高いところはとっても得意です。泣きそうでした。
源流部で尺アマゴ、と行きたかったけど、母親と一緒だったので、釣りはなしです。

Posted by えふ at 2008年05月02日 22:49
Loopさん、こんばんは。
いやー 三の鎖はちょっと・・
上の方は視界の左側に断崖絶壁が見えるそうで。考えただけでもキツいです。
愛媛は割と雪降りますよ。石鎚ロープーウェイ降りたところにスキー場ありますしね。子供の頃、よく行きました。
冬の成就社は樹氷がきれいです。

白猪の滝は、位置からすると、白猪谷渓谷とは違う水系だと思います。名前は似てますけどね。
遊歩道が整備されてて気軽に散策できます。
なーんにも無い(人もいない)ところですけど、静かでいいですよ。
Posted by えふ at 2008年05月02日 22:56
こんばんは お久しぶりです

無茶苦茶怖い雰囲気が十二分に出てますよ
雪渓なんて、怖さ120%ですね

そういや、
登山は何年もやってないですね〜
来月また600段行く事になりそう・・・です
昨年一緒に行かなかった友人が
「是非600段行きたい!」と豪語してますよ
Posted by SAGE愛好会 at 2008年05月04日 00:20
SAGE愛好会さん、こんにちは。
山歩きは気分いいですね。
近場なら気軽に行けるし、先行者も気にしないしw
600段は確かにキツいけど、ゆーっくり上がれば多少は楽です。
Posted by えふ at 2008年05月04日 09:20
どうも!
中野川の後は、心身清める修業の登山でしたか〜
僕が行った熊野古道は、全部歩くと距離が半端じゃないようです(吉野山からなら140km)が、最後の7kmだけなので、楽チンコースで修業にもなりませんでした…
石鎚山は写真で見ると、本物の修業コースって感じで、怖そうだけどすばらしいところですね。
山登りも結構好きなので、僕もいつか是非登ってみたいです
もち、ついでに釣りもしてね(^o^)
Posted by banban at 2008年05月05日 22:39
どうしても渓に目が行ってしまうのは悲しい性でしょうか(^^;)

これだけ本格的だと子供と一緒にお気楽にと言う訳にはいかないのでしょうね。
Posted by Nobu at 2008年05月06日 21:48
banbanさん、どもっす。
心身清められた・・気がします。
熊野古道ってそんなに距離あるの?
1日20km歩いても1週間・・
こりゃ踏破は相当な難行っすね。
石鎚ですが、景色はいいし、道も結構いいのでお勧めですよ。
高所恐怖症じゃなければね・・

Posted by えふ at 2008年05月06日 22:55
Nobuさん、ご無沙汰です。
山に行っても沢があるとやたら気になります。
中学生くらいの子が登ってましたよ。
小学生高学年なら大丈夫かも(ただし、弥山まで)
今回はそもそも一人で里帰りしたので、子供と一緒、というわけにはいかなかったんですけどね。
Posted by えふ at 2008年05月06日 22:59
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